大原アシスト 2020/04
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申請が普及していきます。そうなると事務手続きの代行に対するニーズは小さくなるでしょう。手続きだけで報酬がもらえる時代ではなくなっていきます。そして、社会保険労務士のもうひとつの業務は、人事や労務に関するコンサルティングです。人事部を設けることができなかったり、人事部に十分な人材を配属できない中小企業から、この分野では様々なニーズがあります。しかし、こうしたニーズに応えていくには、幅広い専門知識が必要となります。そうした知識を、ひとりの社会保険労務士が備えるのは難しいと言えます。手続き代行のニーズは 今後も減少し、 社会保険労務士の 役割も変わる社会保険労務士の業務は大きく2つに分けることができます。ひとつは、いわゆる事務代理業。書類の作成、提出を代行する業務で、従来の社会保険労務士はこの分野を中心に担うことが多かったのですが、社会はIT化・クラウド化が進んでおり、社会保険に関する諸手続きも電子「人の問題」の重要度は、 ますます大きくなっている社会的に「働き方改革」が推進されており、また、ハラスメントなどに対する規制がとても厳しくなっています。以前に比べて、企業は人事や労務の問題に、より真剣に向き合わなくてはいけません。また、2020年から施行される「同一労働同一賃金」などへの対応も迫られています。今は、「人の問題」で悩んでいる中小企業が本当に多いのです。TOMAコンサルタンツグループには、社TOMA社会保険労務士法人代表社員・特定社会保険労務士麻生 武信2003年に藤間公認会計士税理士事務所(現TOMA税理士法人)入所。2012年にTOMA社会保険労務士の設立にあたり代表社員に。TOMAコンサルタンツグループ株式会社の取締役も兼任。中小企業の人事・労務を担い、「人の問題」を総合的に解決する。TOMA社会保険労務士法人TOMAコンサルタンツグループ株式会社Interview8

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