大原合格者の会

    1. ランドマーク税理士法人
    2. 清田 幸弘

    昭和37年横浜市の農家の長男として生まれる。

    横浜農協(旧横浜北農協)に9年間勤務、金融・経営相談業務を行う。

    資産税専門の会計事務所勤務の後、平成9年、清田幸弘税理士事務所設立。
    その後、ランドマーク税理士法人に組織変更。

    平成29年4月にオープンをした「朝霞台駅前事務所」、同年8月にオープンした「新宿駅前事務所」を含めて12の本支店を展開。無料相談窓口「丸の内相続プラザ」、相続実務のプロフェッショナルを育成するため「丸の内相続大学校」を主催。「一般社団法人 相続マイスター協会」の代表理事を務めるなど業界全体の底上げと後進の育成にも力を注いでいる。

純山林としての評価方法とは?

こんにちは。ランドマーク税理士法人の清田です。数年前まではビジネスにおいても教育においても「英語はできた方がいい」「英語は小さいうちに習わせた方がいい」といった英語至上主義が高まっていましたよね。近年はAIの今後の発達により英語学習の必要性が問われています。 わたしたちの時代は中学生になるといきなり英語の授業が始まり、カタカナ発音の先生が「リピートアフターミー」といった具合で音読させたり教科書の内容をノートに丸写しさせたりといった感じですよね。中学で英語が苦手になったなんて方もいるかと思います。英語の必要性は人それぞれだと思いますが、英語がいかに美しい言語であるか少しお話したいと思います。

たとえば“breakfast(朝食)”
古英語のfastは、食事を控える・慎む=断食の意味があります。最近ファスティングという健康法を耳にすることもあるかと思いますがそのfastです。宗教上断食することが慣習となっている国・地域もありますよね。そのfastをbreak(破る)することでbreakfast(朝食)となるわけです。

他にも“philtrum(人中)”
鼻と上唇の間にある縦の溝の部分です。英語の語源にはlove potion(愛の薬)の意味があります。鼻の下にそんな意味の言葉を当てるなんてロマンチックですね。このphil(愛)はphilosophy(哲学)にも含まれています。sophia(知)を愛するからphilosophy(哲学)。素敵だと思いませんか。

さて、今週のお話は宅地を純山林として評価する方法です。評価を大幅に下げれるケースもありますので見てまいりましょう!

純山林の判断基準

市街地にある山林には、仮に宅地化するとした場合に多額の造成費を要するものや、宅地化が見込めない急傾斜地などがあり、宅地比準方式を適用すること自体合理性が認められない場合があります。このような場合は、宅地への転用が見込めない市街地山林として「純山林」として評価することができます。宅地への転用が見込めない市街地山林であるか否かの判断基準は次のとおりです。
その山林を宅地に造成するに当たって、宅地としての価額より宅地造成費に相当する金額の方が大きくなるようなときは、あえて宅地化せず現況のまま放置されるというのは誰もが想像できることかと思います。このような場合でも、その土地本来の現況地目(市街地山林であれば山林)としての利用が最低限可能ではあるので、その土地の価額は純山林としての価額により評価することになります。
そもそも宅地造成が不可能な(宅地化が見込めない)形状の市街地山林については、上記の経済合理性について検討するまでもなく、宅地比準方式を適用する前提を欠いていると考えられます。傾斜度が30度以上である土地というのが一つの目安とはいわれています。とはいえ、同じ傾斜度の土地でも地質などによって造成の可否の結論が違ってくるので、地域の実情に則して判断しなければなりません。

純山林比準の評価額

純山林の価額は、二束三文といっていいほど低い価額です。広大地評価であっても減額割合は半分程度ですが、純山林評価はケタが違います。1㎡あたり20万円以上で評価していたものが、1㎡あたり数百円にまでなってしまう世界です。比準元となる具体的な純山林は、評価対象地からみて距離的に最も近い場所に所在する純山林となります。いざ適用というときには、まず所轄税務署に基準となる純山林の価額を問い合わせる必要があります。(自分勝手にその辺のものを持ってきてはいけません。)もっとも、税務署側としては、純山林比準で評価したいなら基準価額は教えるが容認するかどうかは別の話、といったスタンスです。「基準価額を教えてくれたから、この評価方法を適用しても問題ない」と考えてはいけません。この評価方法は取扱いがあまりにも危険なので、適用に当たっては必ず専門家に相談して行うようにしましょう。